遅延型フードアレルギー ブログ


遅延型フードアレルギーと小麦

食べてすぐにじんましんや嘔吐が起こる「即時型フードアレルギー」に対して、摂取して数日後にじわじわ不調となってあらわれるのが「遅延型フードアレルギー」です。
遅延型フードアレルギーの症状は、にきびや肌荒れ、アトピー性皮膚炎といった肌トラブルの他、頭痛、めまい、肩こり、倦怠感、便秘、下痢とたくさんありますが、食べ物の摂取から時間が経っているので、原因が特定しにくく、フードアレルギーが原因とはなかなか気づかない場合が多いです。

 

遅延型フードアレルギーの原因となっている食べ物は、卵、チーズやヨーグルトといった乳製品についで多いのが、小麦。

 

フードアレルギーは、先天的なケースを除いてほとんどの場合が、ある食べ物が好きで食べ続けることによって起こります。
特定の食べ物をその人の消化吸収能力以上に食べ過ぎると、腸に炎症が起こり、気付かずにさらに食べ続けることで症状を悪化させ慢性化させてしまうのです。
小麦製品は知らず知らずのうちに食べてしまっていることが多く、中には毎日食べている可能性がある人もいます。
小麦ばかり食べている日本人は、遅延型フードアレルギーの原因が小麦だとしても否定はできません。

小麦アレルギーが増加しているってホント?

遅延型フードアレルギーの中でも、小麦のグルテンに重度のアレルギー反応を起こして、小腸がダメージを受けて栄養を吸収できなくなる病気を「グルテン不耐症(セリアック病)」といいます。
治療せずに放置すると命にもかかわってくるとても深刻な自己免疫疾患で、現在アメリカでは約133人に1人がグルテン不耐症と言われているそう。
流行りのグルテンフリーダイエットは、もともとこのグルテン不耐症を治療するための食事療法がベースになっています。

 

また、それほど重度でなくても、グルテン摂取によって何らかの症状が出る「グルテン過敏症」を含めると、さらに患者数は増えると言われています。

 

日本ではグルテンアレルギーの研究がまだ始まったばかりですが、小麦食の普及を考えると、アメリカと同じかそれ以上の患者がいてもおかしくないかもしれません。
グルテンを形成する成分に似たたんぱく質は、ライ麦や大麦にも含まれるので、グルテンにアレルギーがある場合は、こちらも控える必要があります
また、小麦にアレルギーがあっても、グルテン以上の外皮などに反応している場合もあります。

 

どちらにしても、小麦食が大好きで、慢性的な体調不良に悩まされている人は、一度遅延型フードアレルギーの検査を受けてみることをオススメします。


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